2026年9月 金相場の価格推移
2026年9月 金相場の価格推移チャート
2026年9月 金相場の動向
| 2026年9月最高値 (9月1日) |
2026年9月最安値 (9月11日) |
平均買取金額 |
| 24,940円 | 23,371円 | 24,041円 |
2026年9月 金相場の価格推移
| 月日 | 買取相場 | 専門家のコメント |
|---|---|---|
| 9/1 | 24,940円 (-104) | 令和8年9月1日(火)の金相場は前日比104円の続落となりました。1gあたりの国内金買取価格は24,940円です。1日の債券市場では、日本国債を売る動きが強まり、長期金利は一時2.985%まで上昇し、1996年9月以来およそ30年ぶりとなる高水準を更新しました。背景には、米国の長期金利上昇に加え、日銀による追加利上げへの観測が広がっていることがあります。為替市場では、ベッセント米財務長官が「日本政府と日本銀行は円高につながる措置を取るだろう」と発言し、日銀の利上げを示唆したとの見方が出ています。一方、円相場は介入後初めて1ドル=160円台を付け、円安・ドル高が進行しました。さらに、米国とイランの軍事的緊張が再び高まり、原油価格も上昇しています。地政学リスクへの警戒から、北海ブレント先物は1バレル=91ドル台まで上昇しました。債券、為替、原油の各市場で不安定な動きが強まっており、今後の金融政策や中東情勢が市場を大きく左右する展開となりそうです。 |
| 9/2 | 24,274円 (-666) | 令和8年9月2日(水)の金相場は前日比666円の続落となりました。1gあたりの国内金買取価格は24,274円です。トランプ米大統領は8月31日、ホワイトハウスで記者団の取材に応じ、米国の金利について「高過ぎる」と指摘し、連邦準備制度理事会(FRB)に改めて利下げを求めました。一方、ウォーシュFRB議長が利上げの可能性を排除していないことについては、「大変尊敬している。やるべきことをやるだろう」と述べ、直接的な批判は避けました。ウォーシュ氏は8月28日のジャクソンホール会議で、基調的なインフレの鈍化が進まなければ「やるべき仕事がある」と発言し、市場では9月の利上げ観測が広がっています。トランプ氏は「米国の金利は世界で最も低くあるべきだ」と持論を示し、金融引き締めに前向きなFRB高官に対して、利上げを行う必要はないとの考えを示しました。 |
| 9/3 | 24,393円 (+316) | 令和8年9月3日(木)の金相場は前日比316円の反発となりました。1gあたりの国内金買取価格は24,393円です。米ADPリサーチ・インスティテュートが2日に発表した8月の全米雇用報告によりますと、民間雇用者数は前月比3万8,000人増となりました。増加幅は前月から縮小し、市場予想の4万8,000人増を下回っています。教育・医療サービスなどでは雇用が堅調に伸びた一方、製造業や専門・ビジネスサービスなどで減少しました。一方、米国によるイランへの軍事攻撃を巡っては、イラン革命防衛隊がヨルダン、バーレーン、イラク、クウェートにある米軍関連施設を攻撃したと発表しました。さらに、ベセント財務長官は、航空・海運業界やデジタル資産などを新たな制裁対象とする可能性に言及しています。トランプ大統領は、米軍による攻撃は長期化しないとの見方を示す一方、ホルムズ海峡を掌握していると強調しました。今後の軍事・経済両面での緊張の高まりが注目されます。 |
| 9/4 | 24,514円 (+56) | 令和8年9月4日(金)の金相場は前日比56円の反発となりました。1gあたりの国内金買取価格は24,449円です。米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事は3日、次回の金融政策について、来週発表される8月のインフレ指標が「大きく左右する」との見方を示しました。インフレ率が2%の目標に向けて改善を続けていることが確認されれば、現在の政策金利を据え置くことを支持する考えです。一方、インフレが予想以上に強い内容となった場合には、利上げを検討する可能性にも言及しました。ウォラー理事は現在の金融政策について、景気をやや抑制しているとの認識を示し、8月のデータ次第では政策スタンスを小幅に調整する可能性があると説明しました。発言を受け、市場では利上げ観測が後退し、米国株は主要3指数がそろって1%超上昇しました。一方、米国とイランの緊張を巡っては、バンス副大統領が戦闘を「戦争」と呼ぶことに否定的な見解を示しました。原油市場では緊張緩和への期待から、北海ブレント、WTIともに反落しています。 |
| 9/7 | 24,137円 (-312) | 令和8年9月7日(月)の金相場は前日比312円の下落となりました。1gあたりの国内金買取価格は24,137円です。米労働省労働統計局が発表した8月の雇用統計によりますと、非農業部門の雇用者数は16万2,000人増加し、市場予想の5万6,000人を大きく上回りました。失業率は4.1%と前月から横ばいで、低迷していた米労働市場に改善の兆しが見られます。これを受け、米連邦準備理事会(FRB)が9月会合で金融政策を変更する可能性も意識されています。一方、米国とイランの間では、石油タンカーなどを巡る攻撃の応酬が発生し、緊張が一段と高まっています。さらにNATOも、ロシアによるハイブリッド型の戦争行為への警戒を強めており、国際情勢は不安定さを増しております。 |
| 9/8 | 23,808円 (-329) | 令和8年9月8日(火)の金相場は前日比329円の続落となりました。1gあたりの国内金買取価格は23,808円です。外国為替市場では円高が進み、円相場は一時、1ドル=153円台をつけました。およそ半年ぶりの水準となり、政府・日銀による為替介入でも突破できなかった155円の節目を超えて円高が進んでいます。日銀が利上げを加速するとの観測が引き続き円買いにつながっているほか、介入への警戒感から投機筋が円の買い戻しを進め、相場の動きを増幅させたとの見方も出ています。東京株式市場では、円高を嫌気した売りや前日までの株高を受けた利益確定売りが優勢となり、日経平均は反落してスタートしました。輸送用機器などが軟調となる一方、小売などは底堅く推移しています。 |
| 9/9 | 23,354円 (-454) | 令和8年9月9日(水)の金相場は前日比454円の続落となりました。1gあたりの国内金買取価格は23,354円です。9日のアジア時間の原油先物は4営業日続伸し、1ドルを超える上昇となっています。イランが湾岸地域のアメリカ軍施設などを攻撃したことを受け、中東情勢の緊迫化が原油価格を押し上げる要因となっています。結果的に原油価格の上昇→インフレ懸念→米長期金利の上昇が金価格下落に繋がったとみています。日本時間午前9時10分時点で、北海ブレント先物は1.57ドル、1.6%高の1バレル99.49ドル、WTI先物は1.60ドル、1.72%高の94.63ドルとなっています。ブレントは8月初旬以降、およそ25%上昇しています。イラン側は、アメリカによるイラン石油タンカーへの攻撃に対する報復として、米駆逐艦2隻やヨルダンの米軍基地を弾道ミサイルで攻撃したと発表しました。一方、アメリカ側もイラン関連タンカーへの攻撃を継続する姿勢を示しており、今後の原油供給への影響が注目されています。 |
| 9/10 | 23,642円 (+288) | 令和8年9月10日(木)の金相場は前日比288円の反発となりました。1gあたりの国内金買取価格は23,642円です。来週に予定されている米国の消費者物価指数(CPI)や生産者物価指数(PPI)の発表を控え、市場では金融政策や金利動向を左右する結果を見極めたいとの思惑から、様子見姿勢が広がっております。一方、日銀は17、18日に開催する金融政策決定会合で、政策金利を現在の1.0%程度から1.25%程度へ引き上げる方針とみられており、円高・ドル安が進行すれば、国内の金価格にも影響が及ぶ可能性があります。また、中東情勢の緊迫化を背景に原油価格は堅調に推移しており、北海ブレントは1バレル=101ドル台を維持しております。今後も為替と原油価格、金融政策の動向を注視する必要がありそうです。 |
| 9/11 | 23,371円 (-271) | 令和8年9月11日(金)のプラチナ相場は前日比で544円の下落となりました。1gあたりのプラチナ価格は9,483円です。8月の米卸売物価指数(PPI)は前年同月比5.4%上昇となり、7月の4.8%から伸びが加速するとともに、市場予想も上回りました。エネルギー価格の再上昇などを背景にインフレ圧力が強まっており、FRBが金融引き締めを継続するとの見方が広がっております。プラチナをはじめとした貴金属市場では、金利上昇観測が強まることで、金利を生まない貴金属の相対的な魅力が低下し、利益確定を含む売りが出やすくなったものと考えられます。一方、米・イラン情勢を背景に原油価格が高騰しており、今後のインフレ動向を見極めるうえでも重要な材料となっております。引き続き、米CPIやFRBの金融政策に注目が集まりそうです。 |
| 9/14 | 23,294円 (-77) | 令和8年9月14日(月)の金相場は前日比77円の下落となりました。1gあたりの国内金買取価格は23,294円です。8月の米消費者物価指数(CPI)でインフレ圧力の根強さが示され、次回FOMCでの0.25%利上げ観測が強まりました。米長期金利が高水準で推移する中、前日の下落に対する反動から押し目買いが入り、金相場は下げ止まりを模索する展開となっています。急騰していた原油価格が一服したことも、インフレ警戒感を和らげる要因となりました。今週は15~16日に米FOMC、17~18日には日銀の金融政策決定会合が控えています。国内では政策金利を1.25%へ引き上げるとの見方が強まり、円買いを誘発してドル円は153円台後半で推移しました。日米両国での利上げの可能性を背景に、重要イベントを目前にした金相場ではポジション調整の売り買いが交錯しています。 |
| 9/15 | 23,216円 (-78) | 令和8年9月15日(火)の金相場は前日比78円の下落となりました。1gあたりの国内金買取価格は23,216円です。中東情勢の緊迫化に伴う原油価格の再急騰を受け、市場ではインフレへの警戒感が改めて強まっています。前週の米物価指標でも上昇圧力の根強さが確認されたことから、16日(水)のFOMCではFRBが約3年2カ月ぶりとなる利上げに踏み切るとの見方が急速に浮上しています。こうした中、米10年国債利回りは一時5%の大台を突破し、約3年ぶりの高水準へ上昇しました。金融引き締め観測やインフレ懸念に加え、米国政府の財政悪化に対する不安も債券売り(金利上昇)を後押しし、利息を生まない「金(ゴールド)」には強い売り圧力がかかっています。今週は17~18日の日銀金融政策決定会合も控えており、日米双方の金融政策の行方に注目が集まる中、金市場にとっては金利面からの強い逆風が目立つ一日となりました。 |
| 9/16 | 23,261円 (+45) | 令和8年9月16日(水)の金相場は前日比45円の上昇となりました。1gあたりの国内金買取価格は23,261円です。米連邦公開市場委員会(FOMC)の政策発表を控え、0.25%の追加利上げがほぼ織り込まれる中、金相場は明確な方向感を欠く展開となりました。米10年国債利回りが2007年以来、約16年ぶりの高水準へ上昇し、ドルも主要通貨に対して堅調に推移したことで、利息を生まずドル建てで取引される金には引き続き強い売り圧力が重石となっています。中東ではサウジアラビアの原油積み出し停止など供給懸念から原油価格が一段高となったものの、地政学リスクに伴う安全資産としての金買いは限定的でした。為替市場でも日銀会合を目前にドル円が神経質な値動きを続けています。政策決定を前に積極的な売買が手控えられる中、地政学リスク以上に「米金利の高止まりとドル高」という金融政策面での警戒感が相場を強く支配した一日となりました。 |
| 9/17 | 23,399円 (+138) | 令和8年9月17日(木)の金相場は前日比138円の続伸となりました。1gあたりの国内金買取価格は23,399円です。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を前に原油価格が反落し、ドルも軟化したことで、ドル建て金には一時買い戻しが入りました。その後、FRBは政策金利を0.25%引き上げ、3.75~4.00%とすることを全会一致で決定。約3年ぶりの利上げに踏み切りました。ドットチャート(金利見通し)では参加者18人中16人が「年内あと1回以上の追加利上げ」を見込み、ウォーシュFRB議長も物価抑制を最優先する姿勢を改めて鮮明にしています。このタカ派的な結果を受けてドルが急伸し、ドル円は156円台前半まで円安・ドル高が進行しました。年内のさらなる引き締めが意識される一方、利下げを要求するトランプ米大統領とFRBとの路線対立(温度差)も市場の新たな懸念材料として浮上しています。 |
| 9/18 | 23,818円 (+419) | 令和8年9月18日(金)の金相場は前日比419円の続伸となりました。1gあたりの国内金買取価格は23,818円です。前日のFOMCでFRBは約3年ぶりとなる利上げに踏み切り、年内の追加利上げシナリオも提示しました。しかし翌日の市場では、米長期金利の低下と前日に急伸したドルの反落が進み、利息を生まない「金」への売り圧力が一転して和らぎました。これにより前日の安値圏から買い戻しが広がり、金相場は着実な持ち直しを見せています。また、原油価格もサウジアラビアによる追加供給報道を受けて下落し、中東発の供給懸念やエネルギー由来のインフレ警戒感が後退したことも金相場の下値を支えました。一方、外国為替市場では18日(金)の金融政策決定会合での追加利上げが予想される日銀の動きを睨み、円を買い戻す動きが見られます。FRBの追加利上げ観測というタカ派材料が残る中でもドル建て金価格が続伸した背景には、政策方針そのものよりも「米金利・ドル・原油の同時低下」に対する市場の反応が勝ったことがあります。前日のFOMC直後に膨らんだ金売りポジションが急激に巻き戻された格好となりました。 |
大嶋 雄介
2015年にゴールドプラザに入社し、千葉店の店長として3年間で月間売上の最高記録を達成。鑑定士としてのキャリアをしっかりと積み上げました。その後、集客の戦略構想やSNSを活用したPR活動をしながら、リサイクル業界への深い理解と経験を積みました。現在は金融相場や市場動向の分析を通して緻密な専門知識を深化させています。BSテレ東「なないろ日和」や日本テレビ「ニュースゼロ」などに出演。
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