フェイクダイヤとして利用されるジルコニア

2016/08/15

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ジルコニアはダイヤモンドのように強い輝きを持つことから、フェイクダイヤとして利用されています。

一見すると、とてもゴージャスな宝石に思えますが、実は手頃な値段ですので普段使いのアクセサリーとして若い世代に人気があります。

今回はジルコニアについて、ダイヤとの関係も交えてご紹介していきましょう。

フェイクダイヤとは

フェイクダイヤという言葉だけを聞くと、ダイヤの偽物のように思えて悪い印象を抱いてしまうかもしませんが、フェイクダイヤは必ずしも悪者ではありません。

フェイクダイヤであると理解した上で購入する分には、たくさんのメリットがあるのです。

たとえばダイヤを使ったジュエリーは高価なものですから、普段使いのアイテムにすることをためらってしまう方もいますよね。

また、盗難を恐れてせっかくのジュエリーを楽しむことができないということもあるでしょう。

そんな時におすすめなのが、フェイクダイヤと呼ばれるジルコニアなのです。

普段は、本物とそっくりに仕上げたフェイクダイヤのジュエリーを身につけ、相応の場に出るときは本物のダイヤのジュエリーを使用する……
これがよくあるフェイクダイヤの利用方法なのです。

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キュービックジルコニアとは

そもそもジルコニアとは、歯科治療などに使用されるセラミックのことです。

物質としてより安定させるために、セラミックにカルシウム、マグネシウムなどを添加し、ダイヤモンドの代替品などとして使用できるようにしたものを「キュービックジルコニア」といいます。

ダイヤの代用品として使用されているのは、このキュービックジルコニアです。

輝きはバツグンで、むしろ本物のダイヤよりも輝きが派手になってしまう傾向があります。

よく混同されるジルコンとは

ジルコンとジルコニアは名前が似ていることから混同されがちですが、ジルコンは天然石、ジルコニアは人工石という大きな違いがあります。

パッと見はどちらもダイヤのように見えるかもしれませんが、石そのものの成り立ちが全く違うのです。

天然石であるジルコンは屈折率が非常に高いので、ダイヤモンドようにキラキラと輝く、魅力的な石です。

レッドやイエローなどがあり、加熱処理をしたブルージルコンは12月の誕生石としても人気です。

ダイヤモンドとよく似ているのは、ホワイトジルコン(またはカラーレスジルコン)と呼ばれるもので、過去にはダイヤモンドの代替品として使われたこともありました。

ジルコンのアクセサリーを使用してコーディネートを楽しむ分には問題ありませんが、ダイヤとは価値が大きく異なりますので、プレゼントとして選ぶ際には慎重に判断しましょう。

ジルコニアの力強い美しい輝きはダイヤに勝るとも劣らないと言えますが、両者の価値の差は歴然で、数十倍~数百倍の違いがあります。

ただし、ジルコニアを普段使いのアクセサリーとして使用する分には、アイテムの選択肢が増えますし、安価でオシャレを楽しむことができるはずです。

そのため、価値を十分に理解した上でフェイクダイヤとしてジルコニアを選ぶことがあっても良いのではないでしょうか。

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